その他令和8年8月3日
中部圏における共助社会・強靭化・環境・産業・リニア関連プロジェクトの概要
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中部圏における共助社会・強靭化・環境・産業・リニア関連プロジェクトの概要
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○人々がつながりあう社会の形成
・空き家バンクの運営により空き家の利活用を促進し、増加する空き家を活用した住居やサテライトオフィス、宿泊施設へのリノベーションにより地域の新たな資源とし、移住者等の人材を確保するためお試し住宅整備を活用するなど空き家等の利活用や情報発信、住宅確保等に関する支援を行う。
1-4. 圏土強靭化プロジェクト
南海トラフ地震を始めとした災害に備えた強靭な国土の構築に向けて、産学官民の多様な主体と連携した防災・減災のハード対策の推進や広域的かつ実践的な地震・津波防災訓練等のソフト対策の推進、事前防災から復旧・復興までの時間軸を考慮した対策を推進する。
また令和6年能登半島地震等を踏まえた半島・離島特有の地理的、自然的、社会的な条件不利地域における対策強化、都市や産業の防災力強化、ネットワークの多重性及び代替性の確保、首都圏バックアップ体制の強化を通じて、中部圏の地理的特性をいかした強靭な圏域を形成する。
○南海トラフ地震への備え強化
・木曽三川河口部耐震対策、四日市港海岸直轄海岸保全施設整備等により、南海トラフ地震に備えた堤防・防波堤等の整備・強化、既存堤防等の耐震対策、「粘り強い海岸堤防」の整備等、ハード整備を推進する。
○大規模自然災害への備え強化
・地域の安全度を向上させるために、流域治水プロジェクトにより流域全体で雨水や流水等を貯留する対策や洪水を流下させる対策、氾濫水を制御する対策をそれぞれ充実させるとともに、ダム事業、砂防事業や大規模特定河川事業等と効果的に組み合わせて流域治水を推進する。
○ネットワークの多重性及び代替性確保
・中部圏の骨格を成す東名高速道路、新東名高速道路、中部縦貫自動車道等の東西軸、東海北陸自動車道等の南北軸、東海環状自動車道等の環状軸、また、伊豆縦貫自動車道や近畿自動車道紀勢線等の半島地域へのアクセス軸などの基幹ネットワーク整備や暫定2車線区間の4車線化等による機能強化とともに、それらを補完する名神名阪連絡道路等の道路ネットワークの調査・整備を推進しネットワークの多重性・代替性の確保を推進する。
○太平洋・日本海二面活用による広域的なバックアップ体制強化
・代替補完機能を有する空港・港湾、並びに高規格道路を始めとした緊急輸送道路などの整備・橋梁の耐震化や道路斜面、盛土等の防災対策を進め、両圏域の相互応援体制や基盤の強化を推進する。
1-5. 環境・国土サステナビリティプロジェクト
自然と共生した持続可能な国土・地域づくりや、多様な植物、動物、生態系の維持、環境教育を通じた生物多様性に関する理解促進など、ネイチャーポジティブの推進を図るほか、まちづくりや農林水産業のグリーン化、木材利用の拡大などを推進し、カーボンニュートラルを実現する。
また、森林や水辺空間の保全、山地から海岸までの総合的な土砂管理など、人口減少下の適正な国土利用・管理を目指すとともに、予防保全型メンテナンスへの本格的な転換、災害対応力の向上等に向けた新技術やデジタル技術の活用、建設業・運輸業等の担い手確保及び育成、グリーンインフラ※15の推進など、国士基盤の高質化を目指す。
○ネイチャーポジティブ推進
・山岳環境保全のための登山道及び山小屋トイレ等の適切な維持・修繕を行うとともに、自然公園等の安全な利用や利便性を高めるため、災害や老朽化で破損した施設の再整備を推進する。
○カーボンニュートラル社会の実現
・産業のエネルギー転換に必要となる水素やアンモニア等の供給に必要な拠点の環境整備や世界的なサプライチェーン全体の脱炭素化の要請に対応するため、清水港、名古屋港、衣浦港、四日市港等におけるカーボンニュートラルポート(CNP) ※16の形成を推進する。
○人口減少下の国土利用・管理
・良好な森林環境を育成・保全し、森林の有する多面的機能※17を維持・発揮するため、保安林の指定・管理、治山施設の整備、森林整備等の取組を推進する。
1-6. 世界をリードする産業進化プロジェクト
高度なものづくり技術の活用による新たな産業の創出や、新たなビジネスモデルの展開による高付加価値型の産業・事業の創出、国際競争に優位性を発揮する産業構造への転換と基盤強化、中部圏の強みをいかした戦略産業の強化、中堅・中小企業の振興、産業を担う人材の育成・確保、持続可能な物流機能の確保や新技術の実装に対応した物流拠点の整備といった産業を支える道路などの基盤の強化を通じて、国際社会に先んじたイノベーション創出に取り組む。
また、地方と都市の間で、地域内外で人材をシェアし、互いに支え合い、ヒト・モノ・技術の交流、分野を超えた連携・協働の流れを創る。
○戦略産業の強化
・自動車関連産業を始めとする多様な産業が広域に集積する中部圏において、2050年カーボンニュートラル及びグリーントランスフォーメーション実現に向けて、中部圏の自治体や経済団体等で構成する「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」などの取組を通じて、経済性や供給安定性、安全性を勘案しつつ、水素の需要創出・拡大を図り、水素・アンモニア等の次世代エネルギーのサプライチェーンを構築し、それぞれの産業分野や地域に最適となる利活用の普及・促進を図る。
・航空宇宙関連事業者の新規立地・設備投資を促進するため、関連事業者の設備投資予定の具体化に応じて、工場等新増設促進事業、国による利子補給金を活用、アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区による国際戦略総合特区設備等投資促進税制等の活用を図る。
○産業を支える基盤の強化
・我が国の経済をけん引する自動車産業、航空宇宙産業等の地域の基幹産業の競争力を強化し、地域経済や雇用の面でストック効果が最大限に発揮できるよう、国際拠点港湾である清水港、名古屋港、四日市港、重要港湾である御前崎港、三河港、衣浦港等において、船舶の大型化、貨物量の増加、耐震性の確保や施設の老朽化等への対応のため、コンテナ輸送、完成自動車等一般貨物輸送の機能維持・強化に向けた整備を推進する。
・国際拠点空港や国際拠点港湾、重要港湾等国际物流拠点とのアクセス向上に資する西知多道路、静清バイパス清水立体、一宮西港道路、浜松湖西豊橋道路等の調査・整備や国際拠点空港の機能強化を推進するとともに、空港・港湾等の物流拠点や広く分布する生産拠点、さらには先進的な研究開発や技術革新を担う開発拠点との連結強化に向けた取組を推進する。
1-7. 日本中央回廊まんなか圏域拡大プロジェクト
リニア中央新幹線開業による新たな価値の創造や交通ネットワーク強化による広域的波及、日本中央回廊の効果の最大化を通じて、国土全体の連結、世界との結びつきの強化を図るとともに、他の大都市圏へのアクセス性の良さと中部圏が持つ住みやすさをいかし東京一極集中の是正において選ばれる地域としてのポテンシャルを一層高めていく。
○リニア名古屋駅を核とした圏域形成強化
・主要都市圏間を結ぶネットワークの強化とともに、主要駅周辺部における区画整理事業や駅へのアクセス道路整備、物流ネットワークの整備、市街地再開発等主要都市部の機能拡充に取り組む。
○リニア中間駅を核とした圏域形成強化
・リニア中間駅を核とした圏域形成強化に向けて、中枢機能の立地や移転受入の促進、インバウンド※18もターゲットとした広域観光の促進による交流人口の拡大、首都圏のバックアップや食料供給・医療提供の拠点となる機能の強化に取り組む。また、リニア中間駅を核とした地域づくりとして駅周辺を始めとする企業誘致を促進し産業力の強化を図ることで、雇用の創出並びに移住及び関係人口の拡大を図る。
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