その他令和8年7月23日

観光圏の整備と滞在交流型観光の振興に関する基本方針

掲載日
令和8年7月23日
号種
号外
原文ページ
p.131
出典:官報発行サイト(内閣府)の掲載情報をもとに整理しています。重要な確認は公式原文を基準にしてください。
抽出された基本情報
発行機関国土交通省

本文と原文の対照

まず左側の本文を読み、必要な箇所だけ原文ページで確認できる構成です。

← 同日の官報に戻る
原文対照の表示オプション

観光圏の整備と滞在交流型観光の振興に関する基本方針

令和8年7月23日|p.131|原文を見る

左の本文を選ぶと、右側の官報原文画像で該当箇所を照合できます。

公式原文あり本文テキスト画像照合可誤りを報告
観光圏の整備に当たっては、国内外からの観光旅客の来訪及び滞在を促進し、交流人口の
拡大による相互理解の増進や地域の活性化を図るためには、観光旅客が、従来の名所旧跡に
加え、市街地、農山漁村等を周遊し、地域の住民と観光旅客との交流を促進する滞在交流型
観光の振興が不可欠であることを踏まえ、関係者が連携し、地域に怠づく暮らし、自然、歴
史、文化等に係る地域の幅広い資源を最大限に活用した観光地域づくりを推進していくこと
が求められる。
また、地域固有の資源を有する観光地を相互に戦略的に連携させ、観光圏として国内外か
らの観光旅客を対象とする二泊三日以上の滞在に対応可能なエリアを形成していくことで、
海外の観光地と比較しても十分な魅力を有する国際競争力を備えた観光地としての価値向上
が期待される。
さらに、地域の幅広い産業の活性化や、交流人口の拡大による相互理解の増進、地域の活
性化が図られ、もって地域住民が誇りと愛着を持つことのできる活力に満ちた地域社会の実
現を促進し、我が国固有の自然、文化、歴史等に関する理解を深めるものとして観光の意義
を一層高めるととも10、豊かな国民生活を実現する「住んでよし、訪れてよし」の地域づく
りが図られることが期待される。
加えて、農山漁村は、心豊かな暮らしと自然・文化・歴史を大切にする良き伝統を代々伝
えてきており、国民の価値観が多様化する中で、農山漁村に対する都市住民の関心が高まっ
ている。このような中で、農山漁村における観光旅客の来訪及び滞在を促進することは、農
山漁村に新たな活力をもたらすのみならず、国民全体が「食」や美しい景観等といった農山
漁村の魅力を亨受することにつながるものであり、農山漁村の所得向上と活性化を図る上で
大きな意義を持つとともに、滞在交流型観光の振興にもつながり、観光圏の形成を通じた地
域の活性化を図るためにも重要な要素である。
は、平成三十年の六十二兆円から令和八年には百七十三兆円まで大きく成長するとの予測も
ある。観光旅客をより長期に滞在させ、地方へ分散させることのできる当該市場をめぐり、
コロナ禍からの回復が早かった各国は熾烈な誘致競争を繰り広げており、この世界的潮流を
捉える必要がある。
国内の観光地では、コロナ禍を通じ、特に地方部に疲弊が見られた。地方の経済や雇用の
担い手となるべき観光産業では、デジタル化の遅れに象徴される生産性の低さや人材不足と
いった積年の構造的課題が、コロナ禍で一層顕在化した
令和元年の旅行・観光消費は、生産波及効果五十五兆八千億円、雇用誘発効果四百五十六
万人に上った。観光産業は裾野が極めて広く、我が国の基幹産業へと成長するボテンシャル
を有する総合産業である。観光産業の付加価値を示す観光GDPは、同年にお13て我が国の
GDPの約二パーセントであり、今後、官民一体となって観光産業の付加価値を更に高め、「稼
げる」産業へと変革を進めていく必要がある。観光事業者が収益力を高め、適正な対価を収
受して収益を地域内で循環させ、従業員の待遇改善も図ることが、観光産業に人材を惹き付
け、観光地の持続可能な発展を実現するために必要である。
今後の我が国の観光の復活に向けては、以上のようなコロナによる変化やコロナ禍前から
の課題を踏まえ、平なるコロナ禍前への復旧ではなく、持続可能な形での復活を図ることが
求められる。
そのためには、観光の質的向上を象徴する「持続可能な観光」、「消費額拡大」及び「地方
誘客促進」をキーワードに、持続可能な観光地域づくり、インバウンド回復、国内交流拡大
といった戦略に取り組むことが必要である。
こうした観光をめぐる近年の情勢の変化を踏まえ、令和五年三月に新たな観光立国推進基
本計画が閣議決定され、同計画に基づき、国土交通省を中心に政府一丸となって観光立国の
実現に向けた取組を推進しているところである。
国内外からの観光旅客の来訪及び滞在を促進し、交流人口の拡大による相互理解の増進や
地域の活性化を図るためには、観光旅客が、従来の名所旧跡に加え、市街地、農山漁村等を
周遊し、地域の住民と観光旅客との交流を促進する滞在交流型観光の振興が不可欠であり、
関係者が連携し、地域に怠づく暮らし、自然、歴史、文化等に係る地域の幅広い資源を最大
限に活用した観光地域づくりを推進していくことが重要である。
このため、地域における固有の資源を有する観光地を相互に戦略的に連携させた観光圏と
して国内外からの観光旅客を対象とする二泊三日以上の滞在に対応可能なエリアを国内に形
成し、海外の観光地と比較しても十分な魅力を有する国際競争力の高い魅力ある観光地とす
ることで、地域の幅広い産業の活性化や、交流人口の拡大による相互理解の増進、地域の活
性化が図られ、もって地域住民が誇りと愛着を持つことのできる活力に満ちた地域社会の実
現を促進し、我が国固有の自然、文化、歴史等に関する理解を深めるものとして観光の意義
を一層高めるとともに、豊かな国民生活を実現する「住んでよし、訪れてよし」の地域づく
りが図られることが期待される。
また、農山漁村は、心豊かな暮らしと自然・文化・歴史を大切にする良き伝統を代々伝え
てきており、国民の価値観が多様化する中で、農山漁村に対する都市住民の関心が高まって
いる。このような中で、農山漁村における観光旅客の来訪及び滞在を促進することは、農山
漁村に新たな活力をもたらすのみならず、国民全体が「食」や美しい景観等といった農山漁
村の魅力を亨受することにつながるものであり、農山漁村の所得向上と活性化を図る上で大
きな意義を持つとともに、滞在交流型観光の振興にもつながり、観光圏の形成を通じた地域
の活性化を図るためにも重要な要素である。
読み込み中...
観光圏の整備と滞在交流型観光の振興に関する基本方針 - 第131頁
テキスト領域
選択中
非公開 (PII)
国土交通省の新着公告を見逃さないために

Pro プランでは会社名・機関名・キーワードを監視条件として保存し、新着掲載を継続確認できます。14日間無料で試せます。

監視機能の詳細を見る →