その他令和7年12月23日

俳句作品一覧(163-190)

掲載日
令和7年12月23日
号種
号外
原文ページ
p.210
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俳句作品一覧(163-190)

令和7年12月23日|p.210

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料峭の忌中の門を潜りけり
京菓子のしくと崩るる鳥曇
落椿百では土の飢ゑ止まず
砂日傘臍一つづつありにけり
凶作や猿梨の実のたわわなる
放屁虫空のあやしくなりにけり
ゑひ醒めの水の甘さやうつた姫
身にまつはる子無く夕顔の種子を蒔
10
あるだけの店の椅子貸す野馬追祭
築の果鮭打棒を置き去りに
浜菊やこれより海の荒れがちに
味噌色の満月あがる山の講
もの言えば父の声かも冬の梨
かせどりの子に借りて着し赤き服
春ゆくとひとでは足をうちかさね
岬の日かすみに暈をひろげけり
採りためて日の匂ひ満つ蕨かな
雲雀落つおのが重味にまかすごと
乙鳥の散りてはたまり移りゆく
清水掬むやいさごのひかり指に沁み
干瓢の滝なし干され土間暗し
夏痩せて黒子かなしもいよよ濃く
独り漕ぐや郭公の森左右にあり
立ち枯れの木ありて展く蟬の谿
梅の実は葉よりも青し葉の中に
秋風を松籟としてめぐらしむ
銀杏いまは夜々の霧捲くよすがなる
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俳句作品一覧(163-190) - 第210頁
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