その他令和7年12月23日

秀句一覧(169-196)

掲載日
令和7年12月23日
号種
号外
原文ページ
p.84
出典:官報発行サイト(内閣府)の掲載情報をもとに整理しています。重要な確認は公式原文を基準にしてください。

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秀句一覧(169-196)

令和7年12月23日|p.84

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稜線に雪解を拒む孤峰かな
麦踏の胎児に双手置き憩ふ
酒恋しつばめ巣立ちし夜はさらに
相寄つてきたる田螺の思案かな
黒潮に乗りしもあらん花筏
暑やいかにダックスフント街ゆくは
蝿捕リボンふたたび吊す母の死後
船虫のありたけの脚抱き死す
眼前の蝉を加えし蟬しぐれ
峰に入る三日月の立ち姿かな
伊良湖より一枚の海鷹渡る
ちろちろと川明りして兎罠
糶られゐる鮫の半眼月の暈
冬の蚊の血の気もあらず膝に寄る
冬梅にゆふぐれはやや間延びしぬ
海埋めて亡びゆく里大旦
生き死にの話に及び土筆和え
剪定や昏れてより空桃色に
酒ひと日つつしみをりぬ啄木忌
乗っ込みや末っ子が田を継ぐといふ
どこからも見えて一人や蓮根掘り
一茶忌のほろ苦かりし煮大根
太箸のつまみあげたる海の色
筋書きの無き世よかりし初硯
家持の歌をそらんじ春田打つ
春祭うしろの闇の濡れてゐし
本堂の裏の雑魚寝や蓮如の忌
織り上げし上布を持ちて登校す
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秀句一覧(169-196) - 第84頁
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