情報のバックアップに関する管理策
令和7年8月29日|p.141
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8b-8.13情報のバックアップ
管理策:合意されたバックアップに関するトピック固有の方針に従って、情報、ソフトウェア
及びシステムのバックアップを維持し、定期的に検査する。
目的:データ又はシステムの損失からの回復を可能にするため。
詳細管理策
8b-8.13.1
組織のデータ保持及び情報セキュリティの要求事項に対応するため
に、バックアップに関するトピック固有の方針を確立する。
b-8.13.2インシデント又は記憶媒体の故障若しくは損失の後に、全ての重要
な情報及びソフトウェアの回復を確実にするために、適切なバック
アップ設備を備える。
8b-8.13.3
バックアップに関するトピック固有の方針に対応するため、組織は、
情報、ソフトウェア及びシステムをバックアップする方法について
計画を作成し、実装する。
8b-8.13.4
-8.13.4バックアップ計画を策定するときは、次の事項を考慮に入れる。
a)バックアップ情報の正確かつ完全な記録及び文書化したデー
夕復旧手順を作成する。
b)バックアップの範囲、及びバックアップの頻度は、組織の事
業上の要求事項、関係する情報のセキュリティ要求事項、及
びその情報の組織の継続的な運用に対する重要度を考慮して
決定する。
c)バックアップ情報は、主事業所の災害による被害から免れる
ために、十分離れた安全でセキュリティを保った場所に保管
する。
d)バックアップ情報に対して、主事業所に適用されている標準
と整合した、適切なレベルの物理的及び環境的保護を実施す
る。
e)バックアップに用いる媒体は、必要になった場合の緊急利用
について信頼できることを確実にするために、定期的に試験
する。バックアップデータで復旧する機能のテストは、バッ
クアップ又はデータ復旧プロセスに失敗して、データに修復
不能な損傷又は損失が生じることがないように、テストシス
テム上で行い、原本の記憶媒体に上書きしない。
f)特定したリスクに応じて、暗号化によってバックアップ情報
を保護する。
g)バックアップを作成する前に、不注意によるデータ損失の検
出を確実にするように注意する。
8b-8.13.5
バックアップの運用手順では、バックアップに関するトピック固有
の方針に従って、バックアップの完全性を確保するために、その実
行を監視し、計画したバックアップの失敗に対処する。
8b-8.13.6
個々のシステム及びサービスに関するバックアップ対策は、インシ
デント対応及び事業継続計画の目的を満たすことを確実にするため
に、定期的に試験する。
8b-8.13.7
定期的な試験は、これを復旧手順のテストと組み合わせて、事業継
続計画において必要とされる復旧時間に照らして確認する。
8b-8.13.8
重要なシステム及びサービスに関するバックアップ対策は、災害に
際してシステム全体を復旧させるために必要となる、システム情報、
アプリケーション及びデータの全てを対象とする。