周波数偏移の測定方法(信号重畳法およびピークホールド法)
令和7年7月24日|p.28
左の本文を選ぶと、右側の官報原文画像で該当箇所を照合できます。
88
第691第1號 號 號 正 號 日 三 日 2月
2測定器の条件等
標準信号発生器から、制御信号周波数よりも32kHz高い周波数
903.0125MHz+32kHz=903.0445MHz
で、振幅が制御信号よりも10dB程度低い信号を変調度計に加えておく。
3試験機器の状態
待受け状態にしておく。
4測定操作手順
(1)コンピュータの指令でPTTスイッチをONにして、発呼し、制御信号を送信する。
(2)コンピュータの指令で、制御信号のビット同期開始から170msの時点で数ms間のデー
タをデジタルメモリに取り込む,
(3)コンピュータにより、デジタルメモリのデータの(+)側周波数偏移尖頭値を抽出し、
正しい周波数偏移に変換して、記憶する。
(4)(一)側の周波数偏移の測定は、(3)と同様の操作を行う。
5試験結果の記載方法
(1)周波数偏移の最大値について、(+)と(-)側をkHz単位で記載する。
(2)必要があれば両側の平均も記載する。この値は、上の値の算術平均とする。
6その他の条件
変調度計に予め信号を重畳しておく理由は、無信号時の雑音と信号入力印加時の過渡変動
を抑圧するためである。
十一周波数偏移(2)その2(ピークホールド法)
1測定系統図
試験機器
擬似負荷
変調度計
(滅衰器)
2測定器の条件等
変調度計の検波モードをピークホールドにする。
3試験機器の状態
指定のチャネルに設定する。
4測定操作手順
(1)ピークホールドを(+)側に設定し、初期状態とする。
(2)通話チャネルの送信を開始し、約2s後、送信を停止して、送信停止時における制御信
号の周波数偏移を測定する。
(3)上の(1)及び(2)と同様な操作を行い、周波数偏移の(-)側の測定をする。
5試験結果の記載方法
方法その1と同じ。
6その他の条件
(1)変調度計はモジュレーションアナライザを使用するが、測定される信号の入力後約2s
以上経過しないと測定動作に入らないので、上の操作手順をとる。
(2)信号重畳法は制御信号の定営状態の値を測定し、ピークホールド法は制御信号の過渡時
の尖頭値にも応答するので、同一供試機に対し、二つの方法の測定値が一致しないことも
ある。この場合、判定は信号重畳法の値を優先する。