第5果実の流通及び加工の合理化に関する基本的な事項
令和7年4月30日|p.101
左の本文を選ぶと、右側の官報原文画像で該当箇所を照合できます。
第5果実の流通及び加工の合理化に関する基本的な事項
(1)集出荷・流通対策
目標
農村における人手不足やトラックドライバーの時間外労働の上限規制などによる労働力不足
に対応するため、集出荷施設・選果場の再編集約・合理化、果実やコンテナ等の出荷規格の見
直し、共同輸送やモーダルシフト等を進める。また、産地から消費者へ生果実の品質を保持し
て届けることは極めて重要である。このため、切れ目のないコールドチェーンの構築等、高温
等の現下の気象状況下においても,鮮度を低下させることなく流通させるためのサプライ
チェーンの構築を推進する。
【KGI】
●生産面積(再掲)
194千ha(令和5年度)→192千ha(令和12年度)
主要指標(KPI)
●AI選果場
具体的な施策
3選果場(令和5年度)→10選果場(令和12年度)
①集出荷の効率化の推進
●産地の実態を踏まえて、既存施設の役割の見直しに係る協議や修繕・更新に係る計画
の策定、その実施体制の構築等を行った上で、地域計画に基づく産地の将来像の実現
に向け,老朽化した集出荷施設・選果場等の共同利用施設の再編集約・合理化を促進
する。
●選果能力の向上により、高品質化や、家庭選果の省略等による省力化を可能とするA
I選果機の導入を推進する。
②果実輸送の合理化の推進
●果実やコンテナ等の出荷規格の見直しを図る取組を推進する。
●国土交通省等の関係省庁や地方公共団体等とも連携しながら、農産品等のサプライ
チェーン全体の物流効率化を促進するため、物流の標準化、デジタル化・データ連携
等の取組や、産地における集出荷施設の整備や、農産品等の流通網の強化に必要な中
継共同物流拠点、卸売市場の整備等を推進する。
●鉄道・船舶輸送をはじめ,多様な輸送モードを活用して、環境負荷低減にも寄与する
モーダルシフト等を推進する。
●高温等の気象状況下においても,鮮度を低下させることなく流通させるためのスマー
ト技術を活用した流通の効率化・高度化やコールドチェーン確保等による国内外の流
通体制の構築等を推進する。
(2)果実の加工
目標
国産果実の加工仕向けについては,生果実の選果の過程で規格外となったものの一部が流通
している状況であり、果実生産量の減少に伴い加工仕向量が減少している中、規格外の果実を
加工用に回すだけでなく、契約生産など価格を決めて量をある程度加工に回すことが出来るよ
うな生産を進める。また、地域の基幹産品となる果実加工品の創出など、付加価値の高い加工
仕向けの取組を推進する。
【KGI】
●加工仕向量(再掲)
314千トン(令和3年度)=377千トン(令和12年度)
主要指標(KPI)
●加工原材料果実の生産に取り組む経営体・産地(再掲)
令和12年度までに10経営体・産地を創出
経営面積(ha)
10a当たり収量(t)
単価(円/kg)
総労働時間(時間)
1経営体当たり農業所得(万円)
1時間当たり農業所得(円)
0.8
1.6
1,180
2,456
533
2,169