その他令和7年4月30日

表2.高温障害及び対策技術

掲載日
令和7年4月30日
号種
号外
原文ページ
p.99
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表2.高温障害及び対策技術

令和7年4月30日|p.99

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6996
表2.高温障害及び対策技術
表2.高温障害及び対策技術(続き)
第4 近代的な果樹園経営の基本的指標
①基本的な考え方
省力樹形等やスマート農業技術、機械等の技術導入や、労働生産性を高める経営の展開
を図るため、代表的な果樹の農業経営モデルを示す。
品目
高温
障害
日焼け
(煮え果)
発生の原因
果実肥大期~
収穫期の高温
乾燥
(7-9月)
日本なし
コルク状障害
果実肥大期~
収穫期の高温
乾燥
(8~10月)
症状
果皮直下の果
肉が褐変
果肉の維管束
部分に乾いた
褐色えそ斑点
が発生
10,00
冬季の高温
れ、枝枯れ
長果枝の発芽
開花遅延、芽枯
+P+0
おうとう
水浸状
果肉褐変症
収穫前の多雨
夏の高温、
花形異常
花芽分化期の
高温(7月中旬
~9月上旬)
成(双子果)
常により、複数
水浸状になり
褐変する一種
の過熟症状
花芽分化の異
果肉の一部が
の雌ずいが形
収穫期の高温
うるみ
症状
果肉が水浸状
になり、褐変す
る過熟症状
対策技術の例
留意事項
灌水による樹体の水ストレスの緩和
・遮光資材による樹冠の被覆
--
・適切な着果管理
土壌の塩基パランスの適正化
・エテホン散布
・土壌深耕
・施肥や堆肥散布の時期を春に変更
土壌改良
花芽が得やすい枝管理
発芽促進剤の利用
樹上散水による高温の抑制
-
Lにくい
「凛夏」は発生
・適期収穫の徹底
機能性果実袋、透湿性マルチシートの
利用
-
・遮光資材による樹冠の被覆
-
・遮光資材による樹冠の被覆
過度の葉摘みを控え、適期収穫を徹底
・反射シートの除去、種類の検討
・灌水、散水
果肉の硬い品
種では発生し
にくい
かき
うめ
日焼け
果実肥大期~
収穫期の高温
-部が変色
の果肉組織の
果皮やその下
樹冠又は果実の被覆
着果位置の工夫
・灌水による樹体の水ストレスの緩和
着色不良
花形異常
着色期の高温
(8~10月)
果皮の着色が
の着色に至ら
阻害され、本来
ない状態
冬季の高温
により、雌ずい
が未熟なうちに
開花(不完全
花となり結実に
開花期の前進
至らない)
・灌水や土壌改良
適正な整枝剪定、着果、施肥管理
適切な施肥や春季摘心による花数の
確保
--
--
-
品目
うんしゅうみかん
高温
障害
浮皮
日焼け
着色不良
発生の原因
多雨、多雨
(9~12月)
果実肥大期~
(7~10月)
収穫期の高温
高温・少雨
果実肥大期~
収穫期の高温、
(8~12月)
果実肥大期~
収穫期の高温
症状
対策技術の例
果皮と果肉が
分離した状態
-部が変色
果皮やその下
の果肉組織の
果皮が全面着
色に至らず、緑
色の部分が残
る状態
植物成長調整剤の利用
樹冠上部摘果等による高リスク果実の
・マルチ栽培等による水分制御
除去
遮光資材による樹冠及び果実の被覆
樹冠上部摘果等による高リスク果実の
除去
・灌水による樹体の水ストレスの緩和
・マルチ栽培等による光環境や水分制
得御
・着色初期からの夜間冷房(ハウスみか
(h)
その他
かんきつ類
日焼け
(7-10月)
果実肥大期~
高温少雨
収穫期の高温、
果皮やその下
一部が変色
の果肉組織の
遮光資材による樹冠及び果実の被覆
樹冠上部摘果等による高リスク果実の
除去
・灌水による樹体の水ストレスの緩和
留意事項
「いしじ」等は
発生しにくい
上で発生リス
気温 35以
クが増大
-
--
りんご
Sどう
日焼け
着色不良
日焼け
着色不良
(7-9月)
収穫期の高温
果実肥大期~
果皮やその下
-部が変色
の果肉組織の
遮光資材による樹冠及び果実の被覆
・葉取らず栽培の実施
灌水による樹体の水ストレスの緩和
細霧冷房による果実温度の低下
気温 35以
上で発生リス
クが増大
(8~11月)
収穫期の高温
着色期~
果実肥大期~
(6~9月)
収穫期の高温、
高温少雨
(6~9月)
収穫期の高温
果実肥大期~
果皮の着色が
着色系品種:
阻害され、本来
の着色に至ら
ない状態
・優良着色性系統や品種、黄色品種の
利用
適正な窒素施肥量の励行
果皮やその下
-部が変色
の果肉組織の
・遮光資材による樹冠及び果実の被覆
・新しょう配置による直射日光の緩和
細霧冷房による果実温度の低下
果皮の着色が
着色系品種:
阻害され、本来
の着色に至ら
ない状態
環状剥皮
優良着色性品種や黄緑色品種の利用
・着房数又は着粒数を制限(巨峰)
植物成長調整剤の利用
-
-
「グロースクロ
ーネ」は着色に
優れる
読み込み中...
表2.高温障害及び対策技術 - 第99頁
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