果樹栽培における気象条件・注意事項及び高温障害対策
令和7年4月30日|p.98
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86(參96歳協會)進昌日勤本三OEドヤヨ/時号
②高温障害
近年の温暖化に伴う高温障害は、高温を原因として生ずる果実、花、樹体における障害
であり、収量や商品性の低下に直結する。高温障害に対しては、栽培管理における基本技
術を徹底した上で、症状に応じた技術的対策を講ずる(表2)。技術的対策による対応が
困難な場合においては、障害リスクの低い品種の導入を図るなど品種構成の見直しを行う。
それでもなお障害の発生が抑えられず生産が困難な場合は、「表1.栽培する上での気象条
件・注意事項を参照して地域の気象条件に合った品目への転換を検討する。
栽培に適する自然的条件に関する基準
表1.栽培する上での気象条件・注意事項
表1.栽培する上での気象条件・注意事項(続き)
(注)1.表中に品種の記載がある場合にあっては当該品種、それ以外にあっては一般に普及している品種及び栽培方法によるものとする。
2. しらぬひ等には、 他ニネーブルオレンジ、 はるみ、 はるみ、 はるみ、 はるみ、 ぼんかん、 きんかんを含む。
3.最低極温とは、当該果樹の植栽地における1年を通して最も低い気温である。
4.かんきつ類の果樹については、冬期の最低極温を下回る日が10年に1回又は2回程度発生しても差し支えないものとする。
5.低温要求時間とは、当該地域の気温が7.2以下になる期間の延べ時間である。
6. 最近20年間の気象観測記録により評信予録により評価する。
品目
かんきつ類
みかん
はっさく
うんしゅう
いよかん
しらぬひ等
ぶんたん類
たんかん
wy
年
15.5C
15C以上
18C以下
以上
17.5C
16C以上
16.5C以上
以上
栽培地域における
平均気温
4月1日~
10月31日
--
-
-
-
-
13C以上
-
かぼす、すだち
14以上
-
レモン
15.5C以上
--
りんご
6C以上
14C以下
13C以上
21C以下
sar
7C以上
140以上
なし
日本なし
西洋なし
7C以上
6C以上
14C以下
13C以上
13C以上
もも
9C以上
15C以上
植物生理に係る
低温条件
冬期の
最低極温
時間
低温要求
-5C以上
--
-
-3C以上
-3C以上
-
-7C以上
-6C以上
-
--
-
-
-3C以上
--
-25C以上
1,400
時間以上
欧州種:
-20C以上
-15C以上
以上
巨峰:
500時間
-20C以上
以上
幸水:
800時間
-20C以上
1,000
時間以上
-15C以上
1,000
時間以上
植栽時における園地の
低温、風雨、降雪に係る注意事項
ら収穫前までに降霜が少ないこと。
す上がり等の品質低下を防ぐため、12 月から
腐敗果の発生や品質低下を防ぐため、11月か
収穫前までに-3以下にならないこと。
-
-
す上がり等の品質低下を防ぐため、12 月から
収穫前までに-2以下にならないこと。
傷害果や病害果の発生を防ぐため、強風を受
けやすい園地での植栽は避けること。
-
枝折れや樹の倒壊を防ぐため、平年の最大積
収穫前までに降霜が少ないこと。
けやすい園地での植栽は避けること。
す上がり等の品質低下を防ぐため、11月から
傷害果や病害果の発生を防ぐため、強風を受
雪深が概ね 2m(わい化栽培においては概ね
1.5m)以下であること。
花器幼果の障害を防ぐため、蕾から幼果期に
おいて降霜が少ないこと。
枝枯れや樹の倒壊を防ぐため、凍害及び雪害
を受けやすい北向きの傾斜地での植栽は避け
ること。
欧州種については、4月~10月の降水量が
1,200mm以下。
枝折れや樹の倒壊を防ぐため、最大積雪深が
概ね2m以下であること。
花器幼果の障害を防ぐため、蕾から幼果期に
降霜が少ないこと。
枝折れや樹の倒壊を防ぐため、最大積雪深が
概ね2m以下であること。
花器幼果の障害を防ぐため、蕾から幼果期に
降霜が少ないこと。
枝折れや樹の倒壊を防ぐため、最大積雪深が
概ね2m以下であること。
花器幼果の障害を防ぐため、蕾から幼果期に
降霜が少ないこと。
病害を防ぐため、強風を受けやすい園地での
植栽は避けること。
品目
おうとう
da
甘かき
かき
渋かき
v=
うめ
すもも
フルーツ
平均気温
栽培地域における
4年
4月1日~
10月31日
7C以上
15C以下
14以上
21C以下
15C以上
-
13C以上
19C以上
10C以上
16以上
7C以上
15以上
7C以上
15C以上
7C以上
15C以上
12以上
19C以上
植物生理に係る
低温条件
冬期の
最低極温
時間
低温要求
-15C以上
1,400
時間以上
植栽時における園地の
低温、風雨、降雪に係る注意事項
枝折れや樹の倒壊を防ぐため、最大積雪深が
概ね2m以下であること。
花器幼果の障害を防ぐため、蕾から幼果期に
降霜が少ないこと。
-5C以上
-3C以上
耐寒性品種:
0.0
-13C以上
800時間
以上
-15C以上
--
-15C以上
-
-15C以上
--
-18C以上
1,000
時間以上
(台湾系品種
を除く)
-7C以上
-
傷害果や病害果の発生を防ぐため、強風を受
けやすい園地での植栽は避けること。
枝折れを防ぐため、新しょう伸長期に強風を受
新しょうの枯死を防ぐため、発芽展葉期に降
けやすい園地での植栽は避けること。
霜が少ないこと。
枝折れや樹の倒壊を防ぐため、最大積雪深が
概ね2m以下であること。
新しょうの枯死を防ぐため、発芽展葉期に降
枝折れを防ぐため、新しょう伸長期に強風を受
けやすい園地での植栽は避けること。
霜が少ないこと。
新しょうの枯死を防ぐため、展葉期に降霜が少
ないこと。
枝折れや樹の倒壊を防ぐため、最大積雪深が
概ね2m以下であること。
効果は霜害を受けやすいので、幼果期に降霜
が少ないこと。
枝折れや樹の倒壊を防ぐため、最大積雪深が
概ね2m以下であること。
花器幼果の障害を防ぐため、蕾から幼果期に
降霜が少ないこと。
新しようの枯死を防ぐため、発芽展葉期に降
霜が少ないこと。
園地での植栽は避けること。
枝折れや病害を防ぐため、強風を受けやすい
20以上
--
271
NAL
7C以上
--
-