果樹農業の振興に関する施策・目標(KGI/KPI)
令和7年4月30日|p.95
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主要指標(KPI)
●果樹型トレーニングファームの設置
45産地(令和5年度)250産地(令和12年度)
●サービス事業体活用の産地
令和12年度までに50産地で活用
具体的な施策
①新規就農者の育成・確保
●新規就農者を増やすため、高度な技術の習得や園地の確保、未収益期間の克服など果
樹特有のハードルに対応して、技術研修と園地継承を併せて行う果樹型トレーニング
ファームの取組を推進する。
②果樹農業の魅力の向上・発信
●果樹に関心をもつ者が果樹農業に魅力を感じ、新規放農につながるよう、省力樹形な
ど、労働生産性の高い果樹農業の姿を発信する。
●労働関係法制における農業の特例の考え方について、果樹農業現場の実態把握を進め
た上で、必要な見直しを検討する。
●果樹農業が若者や女性にも選ばれる産業となり、農業法人の従業員としての定着や雇
用の増大が図られるよう、就労条件、農作業安全等の雇用の確保に資する法人の環境
整備、社会保険労務士の活用等を推進する。
③多様な農業者による園地の保全管理
●担い手への園地の集積・集約化を進めることを基本として推進しつつ,多様な農業者
によるものも含めて、地域において自立的・持続的に果樹生産が行われることを通じ、
園地の保全管理を行う。
●また、担い手への円滑な経営継承に取り組むとともに、所有者不明農地の解消等を推
進する。
④労働力不足への対応
●サービス事業体の活用や関連産業との協働、着色作業の省略等の作業の省力化等によ
る季節的な作業ピークへの対応を推進する。
●季節性に対応する短期労働力の確保のための環境整備の推進等を強化する。
●外国人材の確保のため、育成就労制度の創設も踏まえた受入環境整備とキャリア形成
を促進し、果樹農業への外国人材の受入れのあり方について検討を進める。
●農福連携の取組を通じ、障害者等が働きやすい環境の整備を図ることにより、障害者
等が生きがいを持って果樹農業に関する活動を行うことを促進する。
⑤大規模経営体の参入の推進
●果樹を含む農業法人について、経営管理能力の向上のため、農業法人の評価の目安と
なる経営指標を示した上で、今後の果樹農業を担い、経営改善に取り組む経営層の育
成・確保を推進する仕組みを検討する。
●令和7年4月から始動する農業経営発展計画制度や、農林漁業法人等投資育成制度等
の活用により、食品事業者やアグリビジネス投資育成株式会社、LPS(投資事業有
限責任組合)から果樹の農業法人への投資の促進を図る。
●民間金融機関が取り扱う制度資金について、更なる資金ニーズの拡大に対応可能な貸
付条件を有し、果樹を含む農業法人へより速やかな融資実行が可能となるよう、制度
資金の在り方を検討する。
目標
(3)地域の基幹産業としての付加価値の向上
若い人たちに魅力のある産業とするため、作業の合理化、販売単価の向上により労働対価を
高め、生産者の所得を向上させるとともに、農業という枠組だけでは労働力が限られる中、老
域経済を守る観点から、輸出・加工など関連産業との連携・波及、雇用の創出、地域の活性化
など、地域の基幹産業としての果樹農業の付加価値を高めていく取組を推進する。
【KGI】
●生産面積
194千ha(令和5年度)=192千ha(令和12年度)
主要指標(KPI)
●新たな大規模経営体・産地
令和12年度までに50経営体・産地を創出
具体的な施策
①輸出や加工等の関連産業との連携
●輸出等の販路に向けて大規模効率生産・流通による生産・販売を目指す事業体や、徹
底した生産合理化により加工専用果実を生産する法人経営体、加工原材料を必要とす
る食品企業等と産地の連携や、こうした事業者の生産への参入を推進する。
●食品事業者と果樹農業者が連携し、原材料の安定調達やこれを契機とした新しいビジ
ネスの展開を促進するとともに、地域の農林漁業者、食品事業者をはじめ、観光やフー
ドテック、IT・ロボット等を含めた幅広い関係者が連携・協調するための場の構築
を推進する。また、こうした食品事業者等による計画的な取組を総合的に支援する制
度を検討する。
②定年者等の地域住民、交流人口の参加
●果樹は高い付加価値を生み出すという特性を踏まえ、農業生産条件が不利な山間部や
島嶼部において、定年者、高齢農家、交流人口や地域商社など多様な人材が参加し
商品力のある産品の開発や軽労作業が可能な加工仕向けの品目の導入等により、収益
と高い営農意欲を確保する取組を推進する。
4新たな需要への対応のための施策の推進
(1)国内需要への対応
目標
高品質な国産果実の強みは活かしつつ、多様な消費者ニーズを捉え、手順で日常的に摂取し
てもらえる生果実、果実加工品など新たな需要に対応した政組等を行う。また、日常的な果実
摂取を生涯にわたる食習慣として定着させるため,幼少期から国産臭実に触れ食生活にも取り
入れ、果実について正しい知識を身に付けてもらうよう、関係者と連携しつつ食育の取組を推
進する。
【KGI】
●加工仕向量
314千トン(令和3年度)=377千トン(令和12年度)
主要指標(KPI)
●加工原材料果実の生産に取り組む経営体・産地
令和12年度までに10経営体・産地を創出