人事院年次報告(業務状況報告)令和6年度
令和7年7月1日|p.37
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人事院年次報告(業務状況報告)
国家公務員法第24条第1項の規定に基づいて、人事院から、令和6年度の人事院の業務の状況につ
いて報告があったので、同条第2項の規定により次のとおり公表する。
はじめに
人事院は、公務の民主的かつ能率的な運営を国民に対し保障するという国家公務員法の基本理念の
下、人事行政の公正の確保と職員の利益の保護等その使命の達成に努めてきており、人事院勧告制度
を始めとする公務員制度は、行政運営の基盤として重要な機能を果たしている。
令和6年8月の人事院勧告では、多様な人材が集まり、一人一人が高い志を持って職務を遂行でき
る魅力ある公務へ向けた改革の一環として、給与制度のアップデートについて勧告するとともに、「多
様で有為な人材の確保」、「職員の成長支援と組織パフォーマンスの向上」、「Well-beingの実現に向けた
環境整備」の3つの柱から成る人材確保に向けた抜本的施策と更なる改革の全体像を示した。
さらに、本年3月には、各界有識者による「人事行政諮問会議」から、最終提言をいただいた。同
提言では、公務の人材確保が危機的状況であり、公務組織の生産性を高めつつ、国の未来を支えるた
め、人材マネジメントのパラダイムシフトが必要との課題認識の下、「使命感を持って意欲的に働ける
公務」、「年次に縛られず実力本位で活躍できる公務」、「働きやすく成長を実感できる公務」、「多くの人
から「選ばれる」公務」の4つの観点から施策が示されている。同提言を受け止め、公務員人事管理
の更なるアップグレードを講じていくこととしている。
本報告書は、主として令和6年度における人事院の業務の状況をまとめたものであり、第1編は「人
374年7月1日までいる。
事行政」全般について、第2編は「国家公務員倫理審査会の業務」の状況について記述している。こ
のうち第1編は3部からなり、第1部は、令和6年度における人事行政の主な動き並びに人事行政諮
問会議の概要及び同会議による最終提言について記述している。次いで第2部では、「選ばれる」公
務職場を目指した魅力向上・発信戦略~働く場としての公務のブランディング~」と題し、公務のプ
ランディングの必要性、公務職場の魅力、魅力の公務職場内への浸透及び公務外への発信について提
案を行っている。そして第3部では、令和6年度の人事院の業務状況について、各種資料を掲載して
記述している。
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本報告書により、人事行政及び公務員に対する理解が一層深まることを願うものである。
目次
はじめに
第1編人事行政
第1部人事行政この1年の主な動き
新時代における公務人材マネジメントの実現に向けて~人事行政諮問会議~
第1章人事行政諮問会議の開催状況
1第9回(令和6年6月25日)
2第10回(令和6年8月28日)
3第11回(令和6年9月13日)
4第12回(令和6年10月17日)
5第13回(令和6年11月12日)
6第14回(令和6年11月25日)
7第15回(令和7年1月14日)
8第16回(令和7年2月4日)
9第17回(令和7年3月10日)
第2章最終提言
多様な人材が集まり、一人一人が高い志を持って職務を遂行できる魅力ある公務へ
第1章適正な公務員給与の確保等(給与に関する勧告・報告)
1令和6年の民間給与との較差等に基づく給与改定
2給与制度のアップデート
第2章公務員人事管理における主な課題の取組状況
第1節多様で有為な人材の確保
1採用手法の更なる見直し
2民間企業などからの多様な人材の積極的誘致
第2節職員の成長支援と組織パフォーマンスの向上
1自律的・主体的なキャリア形成支援
2人事管理のデジタル化
第3節Well-beingの実現に向けた環境整備
1時代に即した働き方の推進
2仕事と生活の両立支援の拡充
3職員のWell-beingの土台づくりのための取組
第2部「選ばれる」公務職場を目指した魅力向上・発信戦略~働く場としての公務のブランディン
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はじめに
第1章公務のブランディングの必要性
第1節現在の公務の人材確保を取り巻く状況
第2節公務組織における魅力向上・発信の取組状況
第3節国家公務員に対して持たれているイメージ
1国家公務員イメージ調査
2就職活動を行う学生等からのイメージ
第4節公務のブランディングの提案
第2章公務職場の魅力の整理
第1節公務内外のターゲットとなる人材が期待する価値
1就職活動を行った大学生等が仕事に求める価値
2公務員志望者層が仕事に求める価値
3転職市場における公務員志望者が仕事に求める価値
4現役職員が仕事に求める価値