第9章 人事院総裁賞及び各方面との意見交換
令和7年7月1日|p.103
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(含671 (合)
(告671號) 1101
5外国からの調査訪問対応等
我が国の公務における人事管理、人材育成等についての実態の把握等のため、令和6年度は、カ
ンボジア、インドネシア、イラク、韓国、キルギス、マレーシア、モンゴル、台湾、タンザニア、
タイ、チュニジア、英国、ウズベキスタン、ベトナムの14か国・地域と世界銀行(World Bank)
やOECDから合計20回にわたり外国政府職員等が来訪した。
また、令和7年1月には、JICAが行っている人材育成奨学計画(IDS)により、我が国で
留学中の開発途上国の行政官12人が来訪した。
これら訪問者に対しては、それぞれの国・地域における人事行政等の現状や訪問者個々の問題意
識に応じて我が国の公務員制度やその運用実態等について説明等を行うとともに、意見交換を行っ
た。
第9章人事院総裁賞及び各方面との意見交換
第1節人事院総裁賞
第1節人事院総裁賞
「人事院総裁賞」は、国民全体の奉仕者として、長年にわたる地道な活動や高いモチベーションの
下での勇気ある行動などを通じ、行政サービスや国民生活の向上に顕著な功績を挙げ、国民の期待に
応えた国家公務員(個人又は職域)を顕彰するもので、昭和63年に人事院創立40周年を記念して創設
された。
被顕彰者は、人事院総裁の委嘱する各界有識者から成る選考委員会(令和6年度は玉塚元一委員長
(株式会社ロッテホールディングス代表取締役社長CEO)のほか、7人の委員)が、各府省及び行
政執行法人から推薦された職員又は職域グループについて厳正な審査・選考を行い、その結果に基づ
いて人事院総裁が決定している。
第37回を迎えた令和6年度「人事院総裁賞」は、個人1名及び職域3グループに対して授与された
(表9)。授与式は、令和7年2月25日、東京都内において行われ、翌26日に、皇居において天皇皇
后両陛下に御接見を賜った。
令和6年度までの被顕彰者の合計は、個人72名、職域118グループとなっている。
■表9.令和6年度「人事院総裁賞」受賞者及び受賞職域グループ
第2節各方面との意見交換等
人事行政を適切に運営していくため、各方面から公務員や公務員制度に対する率直な意見を聴取す
るとともに、公務に対する理解を得るよう努めている。
これらの意見については、制度改正などを通じ、人事行政の方針の策定や運営面に反映させていく
こととしている。
1公務員問題懇話会
地方の実情を的確に把握するため、札幌市、静岡市及び高松市において、人事行政全般に関する
諸問題について、それぞれの地域の各界有識者と人事院幹部が意見交換を行った。
2企業経営者等との意見交換
中小企業経営者、報道機関の論説委員等を対象に、令和6年4月から5月にわたり全国52都市に
おいて、国家公務員給与の決定方法、人事院勧告の意義・役割等を説明するとともに、地域におけ
る経営環境、賃金改定の動向及び公務員給与の在り方等に関して率直な意見交換を行った。
3参与との意見交換
人事行政に関する重要な事項について意見を求めるため、各界の有識者に参与を委嘱し、人事行
政施策の工程表の進捗状況などについて意見交換を行った。
4有識者の職場訪問
ふだん目に触れることの少ない各府省の様々な職種の勤務実態などを目の当たりにすることで、
公務員に対する理解を深めてもらうことを目的に、外部有識者の職場訪問を行っている。令和6年
度は、本院及び沖縄事務所において、報道機関の論説委員、人事院総裁賞選考委員等の有識者によ
る人事院総裁賞受賞官署、地方法務局、地区税関等への訪問・視察を行った。