人事院が実施する研修の概要及び状況
令和7年7月1日|p.82
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第2章人材の育成
人事院は、全府省の職員を対象として以下の研修を計画し、実施している(図2-1)。
1図2-1人事院が実施する主な研修
第1節人事院が実施する研修の概要
研修(Off-JT)は、職場での人材育成(OJT)を補完し、キャリア形成や各役職段階での能力
発揮など、様々な場面で職業生活を支える重要なものであり、人事院は、多様で効果的な研修を幅広
く提供し、各府省における有為な人材の育成を促進していくこととしている。具体的には、役職段階
別研修、派遣研修、テーマ別研修等を実施しており、マネジメント能力向上のための研修を始め、各
種研修の充実・強化に取り組んでいる。
また、人事院では、各府省からの要請に応じて、人事院職員を各府省が実施する研修に講師として
派遣しており、令和6年度においては、9機関延べ9コースに職員を派遣した。
第2節役職段階別研修
人事院では、役職段階ごとに求められる資質・能力を伸ばすことができるよう、行政研修及び地方
機関職員研修を実施し、採用時から幹部級まで必要な研修の体系化と研修内容の充実を図っている。
1行政研修
各府省の行政運営の中核を担うことが期待される職員等を対象とする行政研修は、高い倫理感に
基づいた国民全体の奉仕者としての使命感の向上、広い視野や柔軟な発想など国民の視点に立つた
めに求められる資質・能力の向上及び国家公務員として協力して施策を行うための相互の信頼関係
の醸成を基本的な目的としている。
行政研修は、役職段階ごとに、採用時の合同初任研修、初任行政研修を始め、初任行政フォロー
アップ研修、本府省の係長級、課長補佐級、課長級の職員に対する研修、さらには課長級以上の職
員を対象とした行政フォーラムなどからなり、①国民全体の奉仕者としての使命と職責について考
える、②公共政策の在り方を多角的に検証し考える、③公正な公務運営について学ぶ、の3点をカ
リキュラムの柱としている。また、研修参加者が、互いに啓発しながら相互の理解・信頼を深める
ことができるよう、多くの行政研修で班別での討議を設定し、意見交換を行う機会の提供に努めて
いる。
課長級及び課長補佐級の研修では、様々な分野の者との交流を通じ幅広い視野を身に付け相互の
理解を促進する観点から、民間企業、外国政府等からも研修員の参加を得ている。
令和6年度における行政研修の実施状況は、表2-1のとおりであり、全体で36コースを実施し
た。