その他令和7年7月1日

国家公務員の仕事の魅力と社会的信用に関する分析

号外p.60

出典:官報発行サイト(内閣府)の掲載情報をもとに整理しています。重要な確認は公式原文を基準にしてください。

原文確認推奨抽出テキストだけで判断せず、必要に応じて原文画像または PDF で確認してください。

本文と原文の対照

まず左側の本文を読み、必要な箇所だけ原文ページで確認できる構成です。

← 同日の官報に戻る
原文対照の表示オプション

国家公務員の仕事の魅力と社会的信用に関する分析

令和7年7月1日|p.60

左の本文を選ぶと、右側の官報原文画像で該当箇所を照合できます。

公式原文あり本文テキスト画像照合可誤りを報告
〇9
09 日數 日數 日數不 日數年 日數年
影響力の大きさ
○法令や政策の企画・立案を通じて社会をリードし、国民生活や社会の仕組みに関わるルー
ルを形成していく影響力の大きい仕事であること。
○現場での執行を通じて国民一人一人の生活に深く影響を与える仕事であること、
○国を背負い外国政府との交渉を通じた国際基準の策定等に携わる仕事であること。
職場の使命感とプロ意識の高さ
○政策の立案から現場での執行まで、社会や国民生活の向上に対して高い使命感、志を持っ
て取り組む者が集まる職場であること。
○社会や国民生活への影響の大きさを自覚し、政策の立案から現場の執行まで、行政のプロ
フェッショナルとしての誇りと責任感を求められる職場であること。
【コラム3】国家公務員の「社会的信用」
「The Times Top100Graduate Employers]によれば,2024年の英国における新規学卒者
が選ぶ良い雇用者のランキングにおいて、国家公務員は第2位となっている。令和7年2月に
英国の政府機関(内閣府等)の職員複数名に対し、国家公務員として働く魅力について聴取し
たところ、仕事のインパクトや多様さ、幅の広さ、成長の機会といった仕事に起因する魅力の
ほか、「評判」や「名声の高さ」、「プライド」などに関する言及があった。
我が国について見ると、人事院が令和4年3月に公表した「本年度就職活動を終えた学生を
対象とする意識調査」では、学生が持つ国家公務員のイメージとして「周囲の人に誇れる職業
である」が最も高くなっている。
また、前記第1章第3節1で紹介した「国家公務員イメージ調査」でも、国家公務員の「社
会的信用」に関するイメージは、肯定的回答の割合が高くなっている(図2-9)。
(図2-9社会的に信用されている(全年代計)
前記(1)の国家公務員の仕事の唯一無二性に関する視点の例でも挙がっているように、特に国
察交渉等の場においては、日本政府の国家公務員であることで、高い信用を得て重要な議論に
参画することができるといった声もある。この点は海外に限らず国内においても同様であり、
例えば、国家公務員として働くことで、行政サービスの受け手となる様々な立場・経験を有す
る方々や、学識経験者、企業経営者等と若いうちから意見交換・折衝をすることで冒重な知見
を得て、政策の立案・執行に反映できるという点が挙げられる。
国家公務員として社会・国民生活の向上のために働く立場であるからこそ、社会的な信用を
得てこのような機会を得ることができている。このような国家公務員の仕事の社会的信用も、
働く場としての魅力の一つと言えよう。
2公務と、競合する民間企業等が共に提供できる価値
次に、公務職場の提供価値のうち、競合する民間企業等も提供する「職員の成長に関する価値」
及び「働く環境や経済的利益に関する価値」について整理する。
「職員の成長に関する価値」は公務内外のターゲットとなる人材が特に強く求める価値であり,
競合相手も力を入れて提供していることから、「社会への貢献に関する価値」と関連付けるなどして
差別化した上で、積極的に発信していく必要がある。
また、「働く環境や経済的利益に関する価値」についても、実態に応じた正しい情報を発信するこ
とが重要である。特に、ネガティブなイメージについてはその払拭に向けて、正しい情報の発信に
加え、現状に対する問題意識や今後の改善の方向性、目指す未来の姿も併せて示していくことが重
要である。
この点、人事行政諮問会議最終提言において示された新時代の人事管理を実現するための施策に
ついては、工程表を作成した上で、取組の進捗状況を定期的にモニタリングしその結果を公表する
ことが人事院に対し求められている。このような改善に向けた取組の進捗状況は、特に併せて発信
すべき重要な情報の一つと言える。
(1)職員の成長に関する価値
職員が成長の機会として何に魅力を感じるかは、個々の価値観や、段種・臓城、専門性などに
よって様々であるが、ここでは競合相手との差別化を図る観点から、「社会への貢献に関する価値」
の差別化の切り口である「視座の高さ」、「視野の広さ」、「影響力の大きさ」、「職場の使命感とプロ
意識の高さを使って整理することとする。
①全体を俯瞰し、物事を構造的に捉える力(視座の高さ)
国家公務員は,国の視点から日本社会の在るべき姿,更には国際社会の在り方まで俯瞰的に
考え、国民全体の安全・安心や生活の向上のために最も望ましい政策を提案・実行する役割を
担っている。また、国の未来を見据えて長期的な視点で政策を検討し、実行している。
個々の業務はその範囲で閉じることなく、社会全体の制度や仕組みに影響を及ぼすこととな
る。そのため、職員はどのような職位であっても、目の前の業務と社会全体とのつながりを意
識して、社会の仕組みを読み解く力を養っていくこととなる。
このように全体を使戦し、物事を構造的に捉えて全体最適を考える力は、いわば民間企業に
おいて経営層が行うような高い視座での思考であり、そのような機会を、比較的若い段階から
国の視点で働く国家公務員という立場から得ることができると言える。
②多様で幅広い仕事を通じた多角的な視点、課題解決力、調整力(視野の広さ)
国家公務員は、自分たちの組織内にとどまらず他府省、地方公共団体、民間企業等との人事
交流、更には外務省以外の職員でも在外公館での勤務や国際機関等への派遣の機会などがある。
これらの「越境体験」を通じて、能力開発はもちろんのこと、異なる組織文化、立場からの多
角的な視点を得ることができる。
また、国家公務員が直面する課題の多くは前例のないものであり、課題の解決に当たっては、
既存の枠組みにとらわれない新たな発想で、各現場、府省横断、さらには各国とも協力して、
政策を総動員して困難な社会課題解決に取り組む必要がある。このような仕事を通じて高度な
課題解決力が培われることとなる。さらに、このような仕事は、複雑かつ多様なステークホル
ダーの利害を調整しながら、社会全体、あるいは国民生活に直結するような課題の解決に向け
て関係者を巻き込んで取り組むものであり、高度な調整力を発揮することが求められる。
③責任の大きい仕事への挑戦と中長期的な人材育成(影響力の大きさ)
国家公務員は、法令や政策の立案・執行を通じて社会をリードし、国民生活や社会の仕組み
に関わるリールを形成するとともに、国際的な場では国を背負って国際基準の策定等の議論を
するといった影響力の大きい仕事に挑戦することとなる。それだけに、政策の合理性や整合性
を確保し、客観的根拠に基づく責任のある判断が求められる。
読み込み中...
国家公務員の仕事の魅力と社会的信用に関する分析 - 第60頁
テキスト領域
選択中
非公開 (PII)
関連する新着公告を見逃さないために

会社名・機関名・キーワードを監視条件として保存し、新着掲載を継続確認できます。監視・通知の契約は天羅AIが提供します。

天羅AIで監視する(別サービス・新しいタブで開きます)